えぇ~・・・、今まで細々とブログを展開してきたわけですが、今日一日で約400件のアクセスがありました。
岡田先生のdezain.netに紹介されたのが要因のようです。
僕からブログの存在を教えたのは10人程度なので、劇的変化です。
でも、これまでどおりの適当な感じでいこうと思うので、ご理解ください。
さて、京造の続きです。
前回は外観を中心にご紹介しましたが、
今回はインテリアを中心に、1階ピロティから屋上庭園までをご紹介します。

ちょっと!奥さん!危ないですよ!
奥さんと子供さんが歩いているのは車用の斜路です。
僕が見学しているときは一台も車は通りませんでしたが、人が通れるようになっていないので危険です。
ちょっと面倒ですが、屋内階段で駐車場まで行けるので、それを使いましょう ! !
階段状になっている部分ですが、どこかへ繋がっているわけではありません。
演劇とかをするときの、客席です。

照明がカワイイ!
2階、中小規模の講義室があるフロアです。
ガラス張りの部屋と、壁に囲まれた部屋があります。
僕が行ったときは、ガラス張りの部屋で講評会のようなものが開かれていました。
用途に応じて使い分けが出来るのがいいですね。

3階の食堂です。
僕は蛍光灯の下で食事をするのはいやです。
いくらおいしい料理を出されても、蛍光灯を使っている時点で、評価は半減します。
しかも、その空間を建築家が設計したとなると。。。
やっぱり、演色性の良い照明を使っていただきたい!
それを補う何かがあればいいのですが、この空間は色使いもきついです。
他の用途であれば、なんとも言いませんが。

みんな窓際が好きなようで、壁を避けて座ります。
窓が低すぎたり、高すぎたりで、ちょうど目線の高さにくる窓が少ないんですよね。
ピクチャーウィンドウということなのかも知れませんが、他に何か出来たような気がします。

4階です。
半分が屋上庭園、もう半分が講義室になっています。
ここでも壁面の色が変化します。

最上階、屋上まで上がってきました。
この建物は急な山の斜面にへばりつくようにして建っています。
そのため、この屋上庭園は山の延長にあるような、自然な感じがします。
街中の屋上緑化みたいに違和感はありません。
京都ではなかなか見ることが出来ない、非日常的な高さからの眺めがを楽しむことが出来ます。
これで至誠館は終わりです。
全体像をつかんでいただくことは出来たでしょうか?
用途は置いておいて、建築としては面白いなと言うのが僕の感想です。
これだけ色彩を大胆に使った建築は、なかなか見ることが出来ません。
新潟にあるMVRDVぐらいでしょうか(そういえば、あそこも食べ物を悪く見せる空間でした)。
安藤さんにしろ、妹島さんにしろ、内外に同じような素材を使って、緩やかに空間を展開するというのが
日本の建築なので、こういったオランダっぽいものを見て新鮮なかんじがしました。
今、京造では千葉学・アトリエワン展を開催中ですし、来月には隈さんの講演会があるので、
ぜひ見に行ってみてください。
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- 2008/05/26(月) 04:29:08|
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