叡電を眺めながら

建築やデザイン、食事、華道…など、  平凡な学生生活を、徒然なるままに

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SANNA

ニューヨークで建設が進められていた、ニューミュージアムが完成したようですね。
設計はもちろんSANNA。好きな建築家の1人?1グループ?です。

要求されたプログラムから決められた、広さの異なるボックスを、ニューヨークの斜線規制に従いながら前後にずらして重ねていき、ずれたところをテラスやトップライトにするというものです。

驚いたのは、実際の外観とCGの見分けがつかないということ!
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実物ですよ!!設計段階で実際の外観をそこまでイメージしていたということに驚きました。イメージ先行ででそれに合わせて素材を開発しているからでしょうか?
SANNAの事務所にはS=1:1のモックがたくさん置いてあるようですから、今回もそうやってスタディーが重ねられたのでしょうね。

驚いた!としましたが、すばらしい!と思ったわけではありません。

写真を見ただけですが、想像通りなかんじです。想像以下かもしれません・・・。

どうなのよ・・・っと思ったところは、外観とインテリアが分離していること(完全に分離しているなら別にいいのですが、ちゅ~と半端なんです)。
来館者は外観を必ず見るので、はじめのうちはボックスが重なって、ずれているというイメージを持ちます。でも、この設計では、建物の中に入ってしばらくすると、そんなこと忘れてしまうのではないかと思いました(建築関係の人はべつとして、一般の人は)。
一般的に建築は、外観から内部の構成がイメージできるとか、逆に内部から外観をイメージできるとか・・・しますよね?これ、そうではないように感じます。

2078785047_ea4de5ec17[1]
トップライトです。
ただのトップライトではありません、ズレによって生まれたのです!でもただのトップライトにしか見えません。美術館なので直射光はだめだったのでしょうか、透明ならよかったのにと思います。2階の展示室ではないところにもトップライトがあるので、きっとそこは透明なガラスで、見上げればズレてできた出っ張りが見えるのでしょう。
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上層階まで上ってようやくテラスが現れます。しかし、このときには「ズレによってできたテラスである」ということを忘れているでしょうから、ただのテラスだとしか感じないでしょう。

2087476819_6705da3b7c[1]
たぶん3~4階への階段です。すごいプロポーションですね、こんなん大好きです、わくわくします。
これ、いかにもズレのところに収まってそうですよね。でも関係のないところにあります。ズレのとこに持っていって、天井をトップライトにすればもっと次の空間に期待がふくらみませんか?踏面をグレーチングとかにして、床を抜いてガラスにすれば空だけではなく、地面にも目線が抜けていいのでは・・・。
1976751411_1b4b2f66d5[1]
個人的には、その出っ張った部分の床を抜いちゃったりすればいいとおもうのですが。ずらしたと同時に、トップライトができて、床が抜けてほしいわけです。
でも、要求プログラムによって各階の床面積と、ボックスの大きさを決めたのですから、床に穴をあけるのはコンセプト違反ですね。吹き抜けが一切ないところから、やりたくなかったのがうかがい知れます。

だから、どうしろと?っと言われれば困りますね。たくさんのプログラムや問題を解決した結果ですから。
予習はこれぐらいにして、現物を見ないといけません。ニューヨークに行くのはいつになるのでしょうか・・・。




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  1. 2007/12/08(土) 08:48:07|
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