叡電を眺めながら

建築やデザイン、食事、華道…など、  平凡な学生生活を、徒然なるままに

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豊岡 植村直己冒険館

昨日は高校時代の友人K氏の家に泊まり、
夏休みにオープンデスクでお世話になった、小山隆治さんの最新住宅を見学しに行きました。

自分が作った模型が、実際に建つというのは、はじめての経験だったので、
当たり前ですが、模型のまんまやな~っと関心してしまいました。

個人住宅なのでそちらは掲載を控えますが、
その代わりに、同じく小山さん設計のカバン屋さんをご紹介。
P1080640.jpg
P1080642.jpg
カッコイイですね~。
場所は兵庫県豊岡市の中心部、商店街と商店街の交差点に位置しています。
外観はコンクリート打ち放し。
小山さんの建築によく見られる、特殊な割付(ガラス面にも使われている)と、
特殊な色合いで、遠くから見るとコンクリートに見えません。
色合いは砂の色のせいですかね?
この地区、実はアーケードの取り付けが義務づけられているそうです。
でも、ごらんのようにありません。
雨に濡れないように建物をデザインするから、アーケードは付けんええやろ!!っと、
説得したそうです。
確かに、白いコーンの内側を歩けば雨に濡れない・・・・・はずです。



で、豊岡を一通り見た後は、
植村直己冒険館へ訪れました。
設計は栗生明さん。
1996年の建築学会賞受賞作品です。
P1080675.jpg
これはこの建物の一番の見所である、
高さ7.5×幅1.7×長さ約100のクレバスをイメージした通路です。
一点透視好きにはたまりませんね~。
この通路を軸に、左右に展示室や収蔵庫、事務室などが配置されています。
P1080667.jpg
通路と後に増築された新館との間の中庭。
左から通路・展示室棟、事務・ショップ棟、新館です。
新館がなかった時のことを考えると、若干ですが事務・ショップ棟の屋根に違和感を感じます。動線がやや複雑化してしまいましたが、
建物のバランスや、通路と展示室の面積のバランスなどから考えると、よい増築だったのではないかと思われます。
増築がなければ、写真の位置での目線は生まれなかったわけですが・・・。
P1080684.jpg
軸線を持った建築の場合、その先に何があるのかが大きな問題になってきます。
この建築では、そのあたりもうまく処理がされています。
通路を抜けて野外に出ると、
正方形のフレームにガラスの屋根がのった東屋のようなものに受け止められます。
そして下方向には水面、目線の先には森が広がります。
屋内→半野外→野外という、グラデーション状に軸線がぼやけていくわけです。
さらに、フレームが通路の端の手摺よりも向こうに飛び出ているため、
不透明(通路+フレーム+森林)→半透明(フレーム+森林)→透明(森林)と、消えてゆきます。
写真がないからわからないよね~、ごめん。
んで、端まで行ったら折り返して、ガラスボックス(通路の上部)に沿いながら来た方向へ帰っていく。
ボックスには植村直己の生涯と軌道が刻まれていてる・・・・。
夜になるとボックスがぼんやりと光る・・・。
いや~僕好みですね。レベルは違えど、僕がやりそうなプランニング。
教会課題で似たようなことをしたような・・・。で、先生に古臭せ~な~っと言われる・・・。

P1080690.jpg
周りの木々が杉というのもいいです。縦方向と横方向が調和しています。
ランドスケープもすばらしい。

見て損をしない正統派な建築です。次は晴れてる日に見たい。
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  1. 2008/02/11(月) 02:49:30|
  2. 建築
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