叡電を眺めながら

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京都府庁旧本館 いけばな展

R1122870.jpg
今日は京都新世代いけばな展を見るため、御所の西側にある京都府庁旧館へ行ってきました。
先週の日曜日から開催されていて、今日が最終日でした。
例年は京都大丸で開催しているみたいですが、
大丸の改修工事に伴い、場所を代えての開催となったようです。

会場となった京都府庁旧本館は、
1904年に松室重光の設計によって完成した、近世フランス・ルネサンス様式の建物で、
現在は重要文化財の指定を受け、春と秋に一般に公開されています。
このブログで紹介した兵庫県公館を参考にして設計されたようで、
竣工当初の兵庫県公館と平面計画など多くの部分で共通しています。
大きな違いは屋根の形状と、議会場の位置ぐらいでしょうか。
ただ、あちらが戦争で外壁以外の部分を消失し、
その後、要求された現代的プログラムに対応した形で復元されたのに対し、
京都府庁は竣工当初のまま保存されています。
戦争や地震によって断絶することなく、建築の系譜が受け継がれている京都ならでわの建築ですね。

しかし、それだけの貴重な建物が有効に活用されているかというと、ちょっと疑問です。
立地の問題もありますが。。。
やっぱり、明治のままでは現代の要求に対応できてません。
いけばな展ぐらいなら何とかなるでしょうけど、大規模なイベントには対応できないでしょう。
エレベータすら設置されていません。
いくら歴史的に重要な建物でも、使われなければ意味がありませんよね。
兵庫県公館の場合は、中庭部分に屋根を架けて巨大な空間を作り出し、
大規模な会議なんかにも対応できるようにしてあります。屋根の上は中庭です。
そこで会議を行うときは、既存の建物の各室が控え室になったりするんです。
中庭を埋めたことで、ロの字型プランの意味みたいなものは失われたかも知れませんが。。。
大英博物館のグレートコートみたいにしたら、中庭という形式を残したまま、使い方の幅も広がるのでは?

まあ、建築をどうするかよりも、どう使っていくかを考える方が重要ですね。
とてもいい建物なので、もっと多くの人に利用してもらえるといいのに、そう思いました。

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上の2枚は正面玄関をはいって、正面にある中央階段です。
階段を見ればその建物が良い建物か、そうでないかがわかりますね。


建物もすばらしかったですが、もちろん花のほうも力のはいった作品ばかりでした。
10月、11月はいけばな展のシーズンです。
今回のように中には無料で見られるものもあるので、一度見に行ってみてはいかがでしょうか。
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  1. 2008/11/02(日) 02:49:55|
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