叡電を眺めながら

建築やデザイン、食事、華道…など、  平凡な学生生活を、徒然なるままに

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今週のいけばな 杜若2

杜若 夏生けのコピー

今年3度目の杜若を生けました。

前回の八つ橋モドキは、春の生け方だったので、
花を高く扱って、夏の生け方にしました。

普段は針金を使ったりしないのですが、
夏生けはしっかりタメないと株が倒れたように見えるので、
体の花にだけ、針金を添わせています。
主株の体・用・留の花を高くしていますが、
先生によっては横姿も高くする場合があるようです。

水潜りは、宙に浮かせて、
これから水に潜ろうとしている様子を表す場合もあるそうです。
今回は大きい剣山が無かったので、主株と水潜りを別の剣山に生けていますが、
本来は同じ剣山に生けるのが良いそうです。

縦姿のある水盤の奥側は遠景で、芽吹き葉は本来見えないので、
あまり芽吹き葉の数は多くせず、生ける場合は少し大きめにしてやります。
逆に、手前は近景で良く見えるので、芽吹き葉を多くして、奥よりも小さいものにします。
また、芽吹き葉は面を正面に向けるのではなく、各株から放射状になるように配置して、
どの株から分かれ出たものか明確にします。

今回の杜若は少し軟らかめでしたが、葉の幅が狭くて生けやすいものでした。
見た目も、かなりスッキリしたと思います。
ただ、ちょっと留めと控えの辺りがゴチャゴチャして見えます。
留の花を長くすると、どうしても控えの辺りに被ってくるのですが、
どうするのがキレイなんでしょうか??

杜若は、やや高い位置から写真を撮る方がキレイに写るようです。
砂利を敷けば、それも見えるようになるし。


フトイ・ギボウシ・テマリソウのコピー

杜若に時間がかかったので、新花は家に帰ってから生けました。

花材は、フトイ・タテジマフトイ・ギボウシ・テマリソウ です。

剣山を水盤の中心に置くと、足元に締りが無くなってしまうので、
水盤の縁に掛るように、手前にもってきました。
もう少しフトイの量があれば、高さを出しても面白かったかもしれません。

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  1. 2011/05/29(日) 17:10:12|
  2. いけばな
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今週のいけばな 杜若

杜若 八橋のコピー

杜若(カキツバタ)を生けました。

「伝書に載っている1番小さな八橋生けにしては?」という提案が先生からあったので、
一応、葉の枚数は条件を満たすように生けました。
水盤が小さいし、砂利を敷いてないし、花の本数が足りないし、
ちょっと、中途半端ではありますが。。。

もう今の時期なら、花が高く伸びた夏生けの姿にすることが出来ますが、
夏生けよりも、春生けの方が一般的に美しい姿だとされているそうなので、
今回は春生けの練習をしました。
個人的には、夏生けの燕が舞っているような姿が好きなんですが。

体の追葉が短くて花の下の緑の部分(名前がわからない)が見えているのと、
向添えが体の葉組に添っていないのが、とりあえず気になります。
追葉と堺葉が全体的に主張しすぎているような気もします。
写真を撮る位置の問題かもしれないけど、相生が低くなってるような気もします。
やや全体的にゴツく見えるのは、葉の幅が広いためではないかと思います。

杜若は、枝物ほど個体差が無いので、
改善点を次に活かしやすいような気がします。




八つ橋生けというのは、、、

伊勢物語の第九段で、、、

主人公たちが東国に下って行く途中、
三河の国の八つ橋と言うところで、昼食(干し飯)を取ることになった。

この場所は、蜘蛛が手足を広げたように、川が八つに分かれていて、
そこに八つの橋が渡されているので、八つ橋と言う。

その沢に、杜若があまりに美しく咲いていたので、
か・き・つ・ば・た の五文字を句の頭に置いて、歌を読むことになった。
 
「からころも きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞおもふ」
( 唐衣の着慣れたように、慣れ親しんだ妻はいま都 遥々と来たこの旅 改めてこの旅を思うなぁ)

と読んだので、都と妻が恋しくなって、
皆、干し飯の上に涙を落とし、干し飯がふやけてしまった。

、、、この場面を杜若を使って生けたものを、八つ橋生けと呼びます。
未生流の他に、古流系などでも伝承されているらしい。

伊勢物語の東下りを習ったのは、高校だっけ?




DSC02544のコピー

新花は、師範試験を受ける人がいたので、
皆そろって、試験課題の色彩盛花B体というのに生けました。
うちの教室では、基本的に瓶花か自由に生けるので、盛花は久しぶりでした。

色彩盛花は、花の形よりも色彩に重点を置き、
色がつながるように生けていきます。
花の形や枝振りを生かす個性盛花では、
花の顔を正面に向けて扱うようなことはしませんが、
色彩盛花では色を生かすために、正面に向けても良いことになっています。

この型は、どうしても奥行き感に欠けるので、
人によって好き嫌いがあるようです。

実物では気にならなかったけど、花が並び気味ですね・・・。

  1. 2011/05/24(火) 03:41:24|
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今週のいけばな 梅花空木・錦木・芍薬

梅花空木・錦木・芍薬のコピー

格花用の錦木に、新花用の梅花空木と芍薬を足して、三巻筒に生けました。
筒は和合という配置の仕方です。

梅花空木(バイカウツギ)は本州から九州の山地に自生する高さ2mほどになる落葉低木で、
初夏に梅の花に似た真っ白な花を咲かせます。
個人的には、梅の花には見えませんが。。。
空木と呼ばれる仲間は、読んで字のごとく枝の中心が中空になります。
その為、枝に粘りが無く、タメにくいことが多いのですが、
この梅花空木は比較的素直に曲がってくれました。
今回は枝が3本しかなく、枝分かれも少なかったので、流し物にはしませんでした。

錦木(ニシキギ)は全国の山に自生する2~3mの落葉低木で、
秋には鮮やかに紅葉することから、錦木と呼ばれています。
最大の特徴は、枝にコルク質の翼があることで、
これを見れば一目で錦木であることがわかります。
タメること自体は簡単なのですが、
翼を落とさないように気をつけないといけません。
枝振りが規則的で、同じ位置で向かいあった枝が二方向に、同じ長さで伸びるので、
型にはめるのに苦労する場合があります。
生け花では好まれる花材ですが、一般へのウケはあまり良くありません。。。

芍薬(シャクヤク)はボタン科の多年草で、牡丹に良く似た華やかな花が咲きます。
牡丹は樹木であるのに対し、芍薬は草なので、枝を見ればすぐに見分けることが出来ます。
中国や日本で育てられてきたものと、20世紀後半に欧米で改良された物があり、
後者を洋芍と呼び、華やか過ぎるので基本的に格花には用いません。
今回のものも洋芍でしたが、まだ蕾の状態だったので、使うことになりました。
花の近くに葉が少なく、葉も大きかったので、綺麗に生けることができませんでした。
大振りな花を、小さく生けるのは至難の業ですね。

梅花空木の爽やかな白い花と、錦木の若い緑で、
初夏を感じる取り合わせになりました。




  1. 2011/05/20(金) 03:29:51|
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今週のいけばな 夏櫨

夏櫨のコピー

夏櫨(ナツハゼ)を生けました。

夏櫨は、ブルーベリーと同じツツジ科スノキ属の落葉低木で、
秋には食べることができる小さな実がなります。
落葉低木で1~3mぐらいの高さになります。
他に有りそうで無い、涼しげで繊細な枝振りが魅力です。

夏櫨という名前がついていますが、櫨とは関係のない植物で、
櫨の様に美しく紅葉することから、この名前がついたそうです。
本家の櫨は、ウルシ科の植物なので、触ると大変なことになるようです。


今回は、直径が1mぐらいある広口水盤に、
主株を縦姿で、分体の用流しに生け、
従株を主株より若干小さい半縦姿で、主株右手に生けました。
もちろん、我が家にそんな大きな花器は無いし、置く場所も無いので、
従株は省いて、主株だけにしました。

流した用の枝は、元々は体の前添え流しにする予定でしたが、
間違えて短く切ってしまったので、今の位置に落ち着きました。
夏櫨らしい枝振りで良かったのに、、、惜しいことをしてしまいました。

夏櫨のわりに、かなり太いボクがありましたが、
全体的には若枝が多く、葉の密度も薄かったので、
粗と密が無くなってしまったのが残念です。

  1. 2011/05/12(木) 01:01:58|
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今週のいけばな

銀葉のコピー

銀葉を生けました。

銀葉というのは通称で、
正式には、バラ科ナナカマド属ウラジロノキ(裏白の木)と言うようです。
なんだか、正式名称も通称っぽい響きですね・・・。

葉には綺麗なプリーツが入り、
葉の裏側には名前の通り白い毛が生えていて、銀色っぽく見えます。
表側も新芽のうちは銀色を帯びた淡い緑をしていますが、
大きく開いてくると色が濃くなってきます。
枝にも同じような色の斑が入り、なかなか上品で綺麗です。


今回は、二巻筒に生けました。
しかし、なんとなくバランスが悪い気がしたので、
家では一巻足して、三巻筒に生けました。
本来、途中での変更は良くないことかもしれませんが。。。

二の筒の縦姿は、ボク(古木のこと)の曲がりをそのまま使ったので、
通常よりも腰の位地が低くなっています。
また、一の筒の横姿も、付き枝と曲がりをそのまま使ったので、
交差部分ができてしまっています。
それから、一の筒の横姿を用添え流しとしたので、
三の筒との空間が狭苦しくなってしまったかもしれません。

でも、わりと個人的には満足しています。
銀葉が好きだからでしょうか?


  1. 2011/05/02(月) 18:06:30|
  2. いけばな
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