叡電を眺めながら

建築やデザイン、食事、華道…など、  平凡な学生生活を、徒然なるままに

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今週のいけばな

R1127612.jpg

錦木(ニシキギ)を、二巻筒を使い和合の置き方で生けました。

最近は、二巻を生けるならどうせなら三巻で、という事が多かったので、二巻筒で生けるのは久しぶりです。
何度もここに書いてますが、1巻でも、2巻でも、3巻でも、やはり左右のバランスというのが重要になってきます。
一番難易度が高そうな3巻筒が生けられれば、
後はそれと同じように生ければ良いだけと思われそうですが、やっぱり、そう簡単には行きません。
今回は、上口の横姿を大きく流したので、
下口の縦姿の体を通常よりも高く伸ばし、強く矯めて、用側に倒し気味にしてバランスをとりました。
が、、、それでもまだ、上口の横姿が強く感じられます。
写真を撮る時に、横姿を手前側に角度を振ったので、実際はもっとバランスが悪いです。。。
下口の縦姿をもっと豊かに矯めて、しっかりした後添えと、控えを入れれば良くなったかもしれません。

縦姿の中間の大きな葉っぱが、重くて気になってしまいますが、
今回は枝が無かったので、無理やり使いました。
これでも、葉を削ぎ切りにして、軽くはしたんですが。。。
寄せ筒生けや、2重切りなどの場合、
上口に生けた花を遠景、下口を近景として見るので、
上口に小さな葉っぱを、下口に今回のような大きな葉っぱを持ってくると、
花に遠近感が生まれて、話の整合性がつきます。

ニシキギは新緑、紅葉がとても綺麗な花材で、
2年目以上の枝に表れる、コルク質のヒダが大きな特徴です。
古典花から造形まで、いけばな界では大活躍のニシキギですが、
その特徴からか、一般受けはイマイチです。
ちょっと、かわいそう。。。


twitterのまとめ機能を搭載してみました!!
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  1. 2010/05/29(土) 15:57:18|
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今週のいけばな

R1127522のコピー

今週の花材はイリスでした。

毎回、お稽古の次の日に花を生けて、写真を撮って、京都へ帰ってくるので、
花が咲いているところを撮ることができません。
このブログを見てくれている人の大半が、どんな花か知らないと思うので、
なんとか、花を咲かせたいと色々と試してはいるのですが。。。

イリスは、杜若や花菖蒲と同じくアヤメ科の花で、それらと似たような花が咲きます。
また、イリスと言えば、イチハツとして売られている、ニオイイリスであることが多いのですが、
今回のものは葉の幅が狭いので、それとは違うようです。
ニオイイリスは葉の幅が広く、もっと野性味があります。
今回のものは、見た目はどちらかというと、ニオイイリスよりも、本来のイチハツに近いかもしれません。
僕はこっちの方が好みですけど。

葉の幅が狭いので、今回はイチハツ(ニオイイリス)の葉組ではなく、
花菖蒲の葉組を参考にして生けることになりました。
鎧葉と呼ばれる5枚組の葉も、それと同じように入れています。
違う点は、体・用・留の葉組と、堺葉を入れた後、
見た目が寂しいところに、葉組とは別に葉を補ったことです。
もう一つは、「風折れ葉」を作らなかったことです。
菖蒲の場合は葉がそれほど分厚くないので、風で折れることがありますが、
イリスほど葉が分厚いと、よほどの突風でないと折れたりしないので、用いません。
ただ、その場所に何も無いようだと寂しくなるので、それに代わる葉は入れています。
体(頂点の葉)の後ろで、風にたなびいているように見える葉がそうです。
また、通常であれば横姿や半横姿を生けることが多い従株(小株)は、半縦姿で生けています。
これは、イリスや菖蒲の、縦方向に勢い良く伸びる性質を表すためです。


今回のイリスは、葉が硬く矯めるのが大変でした。
矯めてもすぐに元に戻るし、葉に捻じれができてしまいます。
それでも、爪の背を使ったり、捩じり矯めを使うことで、
ある程度は矯めることができるようになりました。
この矯めを途中で諦めて放棄してしまうと、未生流のお生花らしくなりません。
矯めなくても、池坊さんのお生花みたいで綺麗かもなあ...とは思ったりはしたんだけど。
もう一つ大変だったのが、葉と葉が密着してくれないこと。
1枚づつ癖を直しておかないと、生けた時に葉がバラバラになってしまいます。
その点 カキツバタは、葉を石鹸水にくぐらせたり、スポンジでこすったりすれば、
ちゃんと密着してくれるので、やりやすいかもしれません。

で、今回の反省点は、
花の幅が広い方が正面を向いているために、暑苦しくなってしまったことと、
花の重心が左に偏ってしまったことです。
重心については、用の葉組をもう少し倒すことによって改善すると思われます。
それから先生には、「型通りにカッチリと入っているが、遊びがなさ過ぎて気持ち悪い」っと言われました。
何度も同じことを言われ過ぎて、麻痺しつつあるような気がしますが、次回は気をつけようと思います。
でも、遊びって何なんだろうか。。。。


いけばなを文で説明するのは、なかなか無理があるな。。。

  1. 2010/05/23(日) 00:35:34|
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神戸コロッケ 南京町店

R1127487_20100521114146.jpg


久々に、建築ネタです。

先週の日曜日、友達と南京町をブラブラしていたら、新しい建物ができていました。
さて、誰の設計でしょう??


正解は 、、、、、安藤忠雄先生です!
まあ、なんとなくテイストが滲み出てますけどね。
それに、施主が惣菜会社のロックフィールドですから。
安藤さんはこれまでにも、ロックフィールドの神戸本社兼工場や静岡工場を設計しています。
岩田社長の自宅も安藤建築との噂。

で、今回の建物が何なのかと言うと、
ロックフィールドが展開する神戸コロッケの店舗となります。
もともと、この場所に1号店があって、しばらく閉鎖されていましたものを、
開業20周年を記念して建替えを決めたらしい。


建替えの話を新聞で読んだ時、
テーマパーク化した南京町に、安藤さんが建物を建てちゃって大丈夫かな?
打ち放しコンクリートで自己完結的な建物になっちゃうのかなあ?
とか、思っていたのですが、
ちゃんと周辺環境になじむような設計がされていました。

規模が小さくて、写真を見たまんまな建物なので、説明はいらないかもしれませんが、
1階建のボリュームの上に、(たぶん)看板を模した物がのっかています。
周辺が看板だらけなので、そこから導き出された解答なのだと思われます。
そして、外観には鋼管やケーブルのラック?など、簡単に手に入るようなものが使われています。
香港や上海にある違法建築を、極端にカッコよくしたような、そんな印象を受けます。
場所が南京町なだけに、納得がいくデザインです。


R1127491.jpg
南東の角より見る。野外ライブとかの特設ステージみたい。
1層の割には天井高が高い。

R1127492.jpg
建物だけを見るとなんじゃコレ?と思うかもしれないけど、
周辺の看板と一緒に見れば、なんとなく納得。


建物の写真を撮って、路地裏を通って、祖母がやっている喫茶店へ行こうとしたところ、
安藤忠雄建築研究所の看板をもう一つ見つけました。
こちらも、施主はロックフィールド。
昔の建物は周辺店舗の店長が集まって会議などに使っていた、と祖母が言っていました。
新しい建物が何に使われるのかはわかりませんが。
完成すれば写真を載せたいと思います。

もしかすると、南京町周辺も安藤建築の群生地帯と化すかもしれないなあ。。。


  1. 2010/05/20(木) 01:36:27|
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今週のいけばな

R1127481.jpg

おひさしぶりで~っす!!

またまた、また、いけばなに関してです。
火曜日の稽古から、かなり時間が経ってしまいましたが。。。

今回の花材は芍薬(シャクヤク)でした。
毎年、枝物が少なくなる この時期に遣って来る花材です。
美人を形容する「立てば芍薬、坐れば牡丹、歩く姿は百合の花」という言葉もあるように、
品格があって美しい花が咲きます。
今の美人像からすると、ちょっとゴツすぎる気もしますけどね。
芍薬と牡丹の花は、けっこう似ています。
花に詳しくない人なら見分けがつかないでしょう。
でも、芍薬は「草」に、牡丹は「樹木」に分類されるので、
茎・枝を見れば意外と簡単に見分けがつきます。
それから、芍薬は縦に、牡丹は横に花姿が広がっていくので、そんなところでも見分けられます。

今回は2巻をつかって、上口に5花の縦姿、下口に2花の半横姿を生けました。
芍薬は矯めが効きづらいので、水盤に生けることが多い花材です。
水盤なら30分ぐらいで生けられると思うのですが、けっこう時間がかかってしまいました。
針金を使ったりすれば、もっと生けやすいかも知れません。 針金使えるのか?
芍薬と牡丹は花が似ていると書きましたが、生け方はかなり異なります。
芍薬は格先(三角形の花姿の頂点)に花を使えますが、基本的に牡丹は使ってはいけません。
牡丹の場合は、格先に枯れ枝を使い、花はそこから引いた位置に配置します。
この格先に使う枝が手に入らないときは、去年の茄子の枯れ枝を使うのが良いそうです。
枝の質感と曲がり具合がちょうど良いのだとか。
でも、牡丹と茄子の枯れ枝の入手難易度は、さほど変わらない気がしますけどねぇ。。。

今回、当たった花材は、花の近くに葉がない物が多かったので、
ちょっと体先(体は一番高いところの花・枝)がさびしい気がします。
昔の花屋さんは、こういった花の周りに葉が少ない花材を、芸者と呼んでいたそうです。
なぜかというと、首が長い感じが芸者さんに似ているから。
昔の商売人さんは口が悪かったんですね。
それから1輪だけ花が大きく開花が早かったので、それにあわせるため、
他の花の水揚げなどを入念にしたのですが、ちょっと間に合いませんでした。
芍薬は、蕾を軽く揉んでやると、開花が早まります。
大きさに違いがあったほうが良いのですが、さすがにこれは差がありすぎる。。。
まあ、しょうがない。


長くなったので、今週は以上で。

もうこのまま、いけばな専門のブログにしてもいいかも、と思いはじめました。
週1回の更新ペースは悪くはないし。。。
  1. 2010/05/17(月) 12:40:49|
  2. いけばな
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