叡電を眺めながら

建築やデザイン、食事、華道…など、  平凡な学生生活を、徒然なるままに

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ビエンナーレ出品作

R1125632

ビエンナーレでの花です。
もう2週間がたってしまいましたが。。。

手前に他の作品があり、撮影位置が高くなってしまったため、
頭でっかちになってしまってますね。
フォトショでパースの補正もしたので、なんだか違和感が。。。
フォルムはじっくりと見ないでくださいね。

この写真は、モミジの留めの葉が巻いてきているので2日目の朝に撮ったもの。
モミジって綺麗ですけど、矯められないし水の上がりが悪いので、結構厄介なんです。
今回のような、屋外のコンテナという劣悪な環境では自殺行為。
他流の家元には、「チャレンジャーだね~!!」と、言われました。
んで結局、毎朝8時に生け変えに行くことになりました。
花展は朝がつらいんですよ。 


さて、
何度もこのブログでのせてきましたが、これは格花(お流儀、お生花)という形です。
古典の一つで、江戸時代に大流行しました。
一般の人が、いけばなと聞いてイメージするものは、実は明治以降に考え出されたものであることが多いので、
こういう形は馴染みがないのではないでしょうか?
うちの母も、格花は理解できん!! と、しょっちゅう言ってます。。。


なので、ちょっとだけ見方を説明。

いけ方: 三巻筒 寄せ筒いけ
置き方: 三才
花材 : 高い筒からイロハモミジ・蔓梅もどき、アセビ・雪柳、ホトトギス

二つ以上の高さの違う筒を組み合わせていけることを、寄せ筒いけと言います。
こうすることにより、一つひとつの花は小ぶりでも、合わせて見た時に大きく見える花が活けられます。
そして、複数の花材を使うなどすることで、季節感や風景を表現することができます。

今回の場合は、一の筒にモミジ・蔓梅もどき使って深い山を、二と三の筒にアセビ・雪柳・ホトトギスを使って人里近くを表しています。
三の筒にカキツバタや河骨ねなど水際に生える植物を用いて、山里水を表すこともあります。
場所によって植生が変わるので、表現したい風景にあった植物を使うわけです。

格花は二等辺三角形の枠の中に、役割を持たせた枝を配して、
構成していくということを以前にも書きました。
今回のように複数の筒を使っていける場合、
近景=人里に当たる筒は、その二等辺三角形を意識して活けあげるのですが、
遠景=深山に当たる背の高い筒に活けた花は、そういったことから少し離れて、
植物の個性を生かしながらゆったりと活けます。
近く木は、枝や葉っぱ、輪郭まではっきり見えるけど、遠くに生えている木は霧や霞の影響などを受けて、輪郭がはっきりしませんよね。
いけばなの場合、作品の中にそんなに距離を取ることが出来ないですから、
三角形の輪郭から外すことで、そういったことを表現してるわけです。

ながながと書いただけで、説明になってませんが。。。。
まあ、具象的な表現ではないけど、この活け方の中に風景を見ることが出来るってことですかね。
いけばな展などへ行ってお生花があった時は、こういった見方をしてみてくださいね。


花展では普段のお稽古では、知ることが出来ないことを知ることができます。
今回の出品は、とても良い勉強になりました。


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  1. 2009/10/31(土) 23:14:25|
  2. いけばな
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あまった花で

R1125651

また、神戸に帰ってます。


ビエンナーレで余ったアセビと蔓梅もどきを使って、新花を活けてみた。
やや、平凡な活け方になってしまったが。。。

あまり物とはいえ、わざわざ花屋さんに取り寄せてもらったものなので、
普段より豪華に活けることができた。
高さ・横幅・奥行き、共に70cm以上ある。
こんな事でもないと、これぐらい大きなものは活けることがないので、とても良い機会となった。

欲を言えば・・・、
いいとこ取りをした後の短い蔓ばかりだったので、蔓梅もどきの流れによどみがある。
実が開きすぎ、多すぎでうっとおしい(写真をとった後で調整した)。
アセビが足りず、見えるとこにしか挿してないので、奥行き感が薄い。
もしあったなら、花器は黒いマットな塗装を施した鉄の器などがよかった。
以上、こんなところか。

もっと大きな規模で活けるなら流木などを組み合わせると良いのだろう。
傘立てとかを花器に使って、豪快に活けてみたいな。

ビエンナーレに出品したことで、久々に創作意欲が出てきた!!

空間に彩がほしいときなど、気軽にご相談ください。
いけ込みさせてもらいます。
ただ、時間はあるけどお金はないので、花代は出してくださいね。


  1. 2009/10/30(金) 02:11:15|
  2. いけばな
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おわりました~!!

IMG_0375

ビエンナーレへの出品も終わり、やっと京都へ帰ってくることが出来ました!!

わざわざ神戸まで見に来てくれた方々、ありがとうございました。
僕の作品はともかく、ビエンナーレは楽しんでいただけましたでしょうか?
多少、いけばなのイメージが広がってくれていれば嬉しいのですが。。。

去年の大丸でのいけばな展、今回のビエンナーレと、
続けて出品できるという機会に恵まれたので、しばらくこういったことは無いと思いますが、
次回出品することがあれば、またお願いいたします!

写真は近いうちにのせますので。


さて、

今日は京都文化博物館へ 「いけばな ~歴史を彩る日本の美~展」 を見に行ってきました。
http://www.ikebana2009.jp/

これは作品を展示する いけばな展とは違って、
仏前への供花が、どのように いけばなへと昇華し発展してきたのかという、歴史を中心とした展覧会です。
どちらかと言えば、いけばなを習っている人向けの展覧会でしょうかね。

普段は見ることが出来ない各流派の伝書や、いけばなに興じている人々が描かれた浮世絵が、数多く展示されています。
とくに池坊に関する資料の多さには圧倒されます。
いけばなの歴史は池坊の歴史とまで言われますからね。
もちろん、未生流に関しての資料もありました。

少々、内容は硬い感じがしますが、いけばなをやってるヒトは見る見るべき展覧会だと思います。

なんだか最近、いけばなに関しての話題しかないなぁ。。。。



  1. 2009/10/22(木) 12:43:21|
  2. いけばな
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いけばな神戸展

IMG_0351.jpg

神戸大丸で開催中の、いけばな神戸展 前期へ行ってきた。

台風真っ只中の8日の夜に行け込みなので、出品者さんたちは大変だったと思われます。
しかし、そんな苦労を微塵も感じさせない力作ぞろい。
個人的には、未生・草月・池坊の新花が良いなと思いました。
上は未生流の方の作品。
どこかに秋を感じさせる花材・色使いですが、
秋のいけばな作品に多く見られるような、冬を控えた寂しい雰囲気ではなく、
明るく楽しい雰囲気に仕上がっているのがいいと思いました。


R1125628.jpgおまけ

おとといのお稽古で活けたホトトギスを、家で活け変えました。
1日放置しちゃったので、ちょっと元気がないです。
お稽古では大きな水盤に横姿といっしょに活けてました。
花器は母が作った備前火襷。
ちょっと小さいですけど。。。


  1. 2009/10/10(土) 05:33:30|
  2. いけばな
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ビエンナーレ開幕!!

R1125614.jpg

こんばんは!!

今回は、旅行の写真はお休みです。
神戸ビエンナーレが開幕したので、僕が気に入った作品を2点、ご紹介。

上の写真は、僕が習っている未生流のお家元の作品。
蛍光色に着色された柳?が宙を舞っています。
3m×6mのコンテナの長手方向の奥行きを利用した、立体感のある作品です。
写真じゃ立体感が感じられないですね。。。
蛍光色であることで焦点が定まらず、不思議な感覚になります。
普通の色に塗っちゃうと、けっこうワイヤーが目立つものですが、
この作品では全然気になりませんでした。


R1125611.jpg

こちらは草月流の作品。
ワイヤーを円錐型に編んだものに、アスパラの葉と蔓梅もどき(だったかな?)の実を絡めてあります。
ワイヤーの造形とアスパラの葉がとても繊細で清涼感がありました。

今回の2作品は、いけばなをあまり見たことがない人からすると、
これ、いけばな? と感じるかもしれませんが、
新花は新しさ・オリジナリティーを追求するものなんで、これも生け花なんです。
いけばなのイメージが少し変わりましたか?
特に今回みたいな特殊な空間・環境では、使える花材が限られるので、
そのぶん先生方は活け方を工夫されています。
百貨店などでのいけばな展とは違った面白さがあります。

神戸に来られるようなことがあれば、ぜひ行ってみてください。
ちなみに、僕は15~18日に出品してますので。


  1. 2009/10/07(水) 05:51:14|
  2. いけばな
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